最近話題の医療アートメイク。
受けたいけど、まずは何をすればいいのか、また実際にどんな流れで施術を行うのか、気になる方に向けて、詳しく解説します!

STEP 1: クリニック選び

まずはクリニック選び。

  • 施術方法(毛並み?パウダー?)
  • 症例画像(好みのデザインにできそうか)
  • 希望のアーティスト
  • 料金
  • 場所

など、比較方法は様々あるかと思いますが、絶対に外さないほうが良いのが「デザイン」「医療クリニックかどうか」かと思います。

デザインについて

ペッタリとした眉アートメイクなど、想像と違う仕上がりや、バランスの取れていない眉だとお顔の印象もかなり変わってしまい、余計にメイクが大変になってしまうことも・・。

また、毛並みのアートメイクなのか、パウダーのアートメイクなのか、ご自身が希望する施術が可能なのかは、確実に確認しておきましょう。

医療クリニックかどうか

現在アートメイクは医療行為とされておりますので、医師のいるクリニックを選ぶようにしましょう。

詳しくはこちら→「医療」アートメイクとは?

以上を踏まえた上で、まずは行きたいクリニックを見つけましょう。

STEP 2: 予約

クリニックは、予約制のことがほとんどです。

ご自身の予定とクリニックの営業日、もしアーティストの希望があれば、その人の予約枠で予約をしましょう。

多くのクリニックでは、複数の予約希望日を問い合わせフォーム等から送り、予約確定の連絡を待ち、予約確定となります。希望通りの日にちで施術ができるかはわかりませんので、予約は早めにしましょう。

また、キャンセル待ちの人がいたり、直前のキャンセルの場合キャンセル料が発生するケースもあるので、キャンセルを希望する場合はすぐに連絡をしましょう。

CLAIRでは

CLAIRでは、予約システムで空き状況が一目でわかり、その場で予約を確定させることができます。 予約を急ぎ確定させたい方は、CLAIRのご予約もぜひご検討ください!!

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STEP 3: 来院

予約日には早めの移動を心がけ、もし不測の事態で遅刻しそうなら、早めにクリニックに連絡しましょう。

問診

到着後、まずは問診です。問診は、初診の場合のみ行うことが多いようです。

もし、体質や施術について心配なことがあるようでしたら、必ず問診時に確認しましょう。※金属アレルギーや麻酔のアレルギー、ケロイド体質や持病の有無など

問診後に、カウンセリング、施術となることが多いですが、クリニックによっては初診はカウンセリングだけで終わることもあるようです。念のため、各クリニックの施術の流れは確認しておきましょう。

カウンセリング(デザイン)

問診が終わったら、ついにデザインのカウンセリングです。

クリニックによっては、ここにかなり時間をかける場合もあり、30分~1時間程度の時間をかけ、理想のアートメイクデザインを決めていきます。

カウンセリングの際には、普段通りのメイクでいくことをお勧めします。普段のメイクや、全体の雰囲気から、プロ目線でデザインを一緒に考え提案してくれます。

ご自身の希望や理想のイメージを細かく伝え、プロ目線の現実的で客観的なアドバイスや提案とすり合わせ、その日の施術デザインを決めましょう。

※もし自身に似合う眉がわからず、どんな眉にすればよいかわからない方は、なりたいイメージ(かわいい、大人っぽい、優しい、芸能人○○のように、など)を伝えることで、担当者がお勧めのデザインを提案してくれるはずです。

施術

デザインのカウンセリングが終わったら、実際に施術に入ります。

麻酔

多くのクリニックでは、塗る麻酔を使用し、少し時間を置いて施術します。痛みに弱いなどあるようでしたら、麻酔使用の際などに伝えておきましょう。塗布時間を長めにおいてくれたり、クリニックによっては、塗る麻酔以外の選択肢もあるようですので、きちんと確認しておきましょう。

施術

麻酔が効いているので、痛みはほとんど無いことが多いようです。ただ、徐々に麻酔効果が薄れていき、痛くなってくることもありますので、もし痛ければ施術者に伝えましょう。

仕上がりの確認

施術の途中で、細かく区切りつつ確認してくれる場合や、手鏡を持たせてくれて、常に確認できることもあるかもしれません。そういった確認の際は、少し面倒でも体を起こして確認することをお勧めします。横になったままだと、重力のかかる方向が変わるため、起き上がった時との印象が変わってしまうことがあります。なるべく体を起こした状態で確認しましょう。

また、施術が完了した際の確認では、もし気になるようでしたら、細かい点でも伝えましょう。例えば、1本毛並みを追加するだけでも、眉の高さが変わって見えることがあります。妥協せずに、微調整をお願いしましょう。

アフターケア

アートメイクには、いわゆる美容整形のダウンタイムのような、見た目に大きく影響を与えるダウンタイムはほとんどないとされています。

それでも、眉周りの毛を処理した場合は、うっすらと赤みが出たり、施術箇所は細かい傷になっていますので、多少の赤みや腫れ、痛みはどうしても出てしまいます。

アフターケアの目的は、衛生な状態を保つためといった側面と、もう一点大事な役割として、色の入りを良くする目的があります。

せっかく入れたアートメイク、きれいに色を入れていくためにも、アフターターケアの方法について、よく施術者に確認しましょう。

一般的によく言われるのは、保護クリームを塗り、とにかく濡らさないことのようです。

当日帰宅後の洗顔はなるべく避け、拭き取りの化粧落としなどを利用しましょう。

また、傷口が塞がるまで(2〜3日)は、洗顔や洗髪の際もなるべく濡らさないようにしましょう。

1週間程度は汗をかく運動や、代謝の良くなる行動(飲酒など)は控えましょう。また、衛生的にも、プールや海水浴、サウナや共同浴場は避けましょう。

施術箇所のメイクについては、傷口が塞がれば可能ですが、1週間程度は様子を見るようにしましょう。

万が一、施術箇所に異常が出た場合は、施術したクリニックに連絡し、指示を仰ぎましょう。

補足:施術回数について

最後に施術の回数についてご説明します。

最近のアートメイクでは、2〜3回の施術で一旦は完成とすることが主流です。

皮膚の浅い層に色を入れるため、体の異物を押し出そうとする反応や、皮膚のターンオーバーによって色が徐々に抜けていくため、1回の施術ではほとんど色が入っていかず、1週間程度でかなり落ちてしまいます。そのため2~3回の施術で色を重ね、きれいな状態である程度の色持ちができるようにします。

(※CLAIRの症例を見ていると、まれにですが1回の施術でも色がかなり残る方もいらっしゃいますが、人数としては体感で1%程度の印象です)

そのため、一旦の完成までは2〜3ヶ月かかってしまいますが、2〜3回目では、1回目で入れたデザインの変更や微調整、色の変更などもできるので、施術者に伝え理想のアートメイクを作っていきましょう。

2~3回の施術後は、個人差もありますが1年程度をかけ徐々に退色していきますので、ご自身の理想の状態をキープするために、定期的なメンテナンスをお勧めしています。

例:「施術直後の毛並みが美しく見える状態を、なるべくキープしたい」→3ヶ月〜半年に1回程度のメンテナンス

「眉メイクの際のガイドラインとして、デザインした眉の形がうっすらとでも残っていれば良い」→1〜2年に1回程度のメンテナンス

最後に

アートメイク施術をされた方からよく聞くお声としては、

  • 朝のメイクが楽になった
  • 眉デザインで顔の印象が大きく変わった
  • すっぴんでも、ある程度眉があるように見え、自信が持てた

などがあります。

アートメイクに興味があるけど、まだ予約に踏み出せてない方は、この記事を参考に、実際の施術の流れを確認し、不安な部分を払拭していただければと思います。